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北方型ECO

 今年度の北方型ECO(R)既存住宅を改修し長期間使用に耐えられる様

行う物で、対象箇所としては以下の通り

耐久性、耐用性、耐震性、省エネルギー性などの長寿命化に必要な

性能向上を図る為の改修工事(現況調査には資格者が実施)

断熱性向上にはBIS資格者が計画を作成し、改修後の気密性能については

測定を行い改修前と改修後の状況と記録、将来の維持管理計画を作成し

保管する事

耐久性     気密性能の向上 気密測定義務づけ

        C値 2.0㎠/㎡(次世代省エネ基準Ⅰ地域同等)北海道地域

        通気工法の採用

耐震性     現行の建築基準法と同等

省エネルギー性 熱損失係数  Q値 1.6w/㎡ k(次世代省エネ基準Ⅰ地域同等)北海道地域

改修履歴の記録と保管

改修後の住宅品質表示

以上がR住宅の基準になっておりますが、実際にこの数値を確実に施工する

場合は相当な事をしなくてはなりません、既存住宅の工法にもよりますが

Q値だけでも結構なものです、実際に現在新築で建てる所で約1.2〜3位

それをふまえて考えると厳しいハードルです。

ですが不可能ではない数字です、実際に私の所で行った改修では

気密測定の結果は 2.4㎠/㎡でしたこの数字も1部屋は手つかずで

残った状況でしたから、不可能ではありません。

ただ改修規模としては外部、内部共に大幅な改善策は必要でなりますし

費用もかかります、ただし今回の制度は補助金がでますので上手に

分散投資する事は可能ですね!